木星とガリレオ衛星 撮影日：2000/10/27 
木星と土星が夜半の東の空に、並んで見えるようになってきました。
雲の切れ間から、初めてデジカメで写してみました。シーイング最悪でしたね。言い訳（笑)
木星とガリレオ衛星 撮影日：2000/10/27  |
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（写真左） 木星は、太陽をまわる五番目の惑星。直径は地球の約１１倍。太陽系最大の惑星です。 ほとんどが水素でおおわれているため、自転によって赤道が少しふくらんでいるのが分かります。 大きな縞模様が二本写っています。肉眼でも、細い縞もいくつか確認できます。 写真は上下さかさま。上の縞が南赤道縞帯、下が北赤道縞帯。右から左に、１０時間５５分で自転しています。 （写真右） ガリレオ衛星はその名の通り、1609年、ガリレオが屈折式望遠鏡（約３２倍だったという）で初めて見つけたもの。 彼はこれを見て地動説の意を強くしたという。双眼鏡や小望遠鏡でも十分見えますが、写真に撮るとなると、木星 の明るさ（-2.8等級）に邪魔され写しにくい。 内側から、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの順で回っています。 一番内側のイオは、木星の裏側にあるため見えません。 一晩見ていると、衛星の位置がかわっていくのが分かります。
撮影法は、アイピースにカメラを接続するコリメート式 ①デジカメを、スポット測光にセット ②デジカメを無限遠にセットして、手動で大まかにピントを合わせておく ②デジカメの焦点や露出をフルオートに切り替える。（データを見ると、Ｆ2.8，1/30になっていました。） ④セルフタイマーをセットし、画像が安定したところを見計らって、シャッターを切る。 望遠鏡： セレストロンＣ８ （口径２０ｃｍシュミット・カセグレン鏡） アイピース：１８ｍｍ （２０００／１８倍） デジタルカメラ； ＳＯＮＹ ＤＳＣ-Ｓ３０（１６０万画素）光学３倍ズーム、デジタル６倍ズーム 一枚の画像で、特別な画像処理はしていない。 撮影地： 自宅 （東京都町田市） |
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