新しい全地球測位システム
	Global Possitioning System

（2002/5/24　日本経済新聞） 　経済産業省、文部科学省、宇宙関連企業などが、高精度の測位と移動体通信を同時に 実現する新しい衛星を打ち上げる方針。 　現在のＧＰＳの精度２０ｍから、２５ｃｍへ８０倍上がるという。これで、どの車線を走行 しているかも判断できる。 高度３６０００ｋｍの上空に、３個の衛星を打ち上げ赤道を中心にして、８の字を描くように 飛行させ、常に一個は日本の天頂付近を通過するようにする。現在は４個の衛星電波を 受け取る必要があるが、物陰に隠れたりして、３個以下の場合は測定不能になる。 ２００７年度中に打ち上げ、２００８年度から運用開始を目指す。 ２５ｃｍとは脅威的（もう、軍事衛星です。）ピンポイントですから、 某国では、有事の際、意図的に精度を落とすように運用していると言います。 天体観測には便利ですね。　これで、山の遭難や、海での事故が無くなるでしょうね。 （ところで、堀江謙一さんは、今ごろ何処を航海中でしょう？） 静止衛星「ひまわり」は、ここから地球を観測しています。