火星大接近2003夏　
史上最大の火星大接近/火星シミュレーション・データ満載CD-ROM付

アストロアーツ　127ﾍﾟｰｼﾞ　1580円　2003/ 8/ 1発行 な、な、なんと、カシミール3Ｄで火星の立体地図が描ける楽しい本 　一足先に、火星に着陸してみようと思います。 火星の精緻なデータが、CD-ROMに収録されています。 それでは、私のパソコンで描いてみましょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑　着陸直前？水が流れたように見えますね。 　激突しないように、軟着陸しました。 ここは、火星の最高峰のオリンポス山（21,300m）。山の上に立ち、火口を眺めています。 向こうは、切り立った崖です。段々になっているのもわかります。赤茶けた大地、空を青っぽくし　ましたが、火星では夕焼けが青くなるそうです。本当はもう少し暗いようですが、 オリンポス山頂のカルデラ湖を31000ｍから俯瞰してみました。この火口には、富士山がすっぽり入ってしまうほど大きいのです。クレーターが幾重にも重なって見えます。本物のようですね。「酸素マスクは外さないようにして下さいね。」 火星最大のマリネリス渓谷の底に下りてみました。小高い丘（15ｍ）から420ｋｍ先まで見通しました。 大気がないので、（炭酸ガスで覆われていますが、） 今、風がないので、クリアーです。 火星では、竜巻が起こると、1kmも高く立ち昇り、その影が黒く見えます。（NASAの探査機の画像にあります。) 周囲の崖は、1万ｍもあります。 アメリカのグランドキャニオンの感じですが、とても大きいのです。地球でも水が無くなったら、こんな高さにも達しそうですね。火星らしく、鉄さび色を強調してみました。 　火星の直径は、地球の約半分です。ということは、火星から地球は、二倍の大きさに見えています。火星人も望遠鏡で、大接近だと覗いているかもしれませんよ。　 　マリネリス渓谷を、52,000ｍ上空から見下ろしました。崖の高さは、10,000m以上あるそうです。 ご注意：カシミール3Dのソフトと火星データのインストールの説明が、ちょっと足りない気もします。ソフトには機能が多いので、初めての方は、戸惑うかもしれません。