スターホール天体観望会　
（まちだ東急百貨店屋上 1999年5月22日 19:00〜20:30）
協力：町田市天文協会

５月２２日（土）、恒例の天体観望会が、まちだ東急百貨店の屋上で開かれました。当日は曇りがちでしたが、観望会が始まる午後７時頃からお月様が見え始めてきました。たくさんの天文ファンの皆さんの願いが通じたようで、だんだんきれいな空になってきました。30分もすると西の空に金星、南東の空に今年中接近の火星が見えてきて皆大喜びでした。

反射式１台、屈折式１台、シュミット・カセグレン式２台の光学系の違った４つの望遠鏡で見比べました。火星の模様が一番良く見えたのは、口径７６ｍｍの屈折式望遠鏡（スターホール所有）でした。（これは、皆さんの感想でした。）

「あっ、お月さんにブツブツがあるよ」 「早く、かわってよ〜」	「金星もお月様のように半分欠けて見えます。ずいぶん明るいですね」 （火星は、この望遠鏡が一番くっきり見えました）
「オレンジ色の火星に黒いところが見えるよ〜」 「おばあちゃんにも、見えるかな〜」	踊っているのではありません。手を広げて火星の高さを測っています うしかい座のアルクトゥールスも天頂近くに見えました。
「うぁ〜、きれい。お月さんが大き〜い。 沢山のクレーターが見えます.。」	「どれどれ、どんな風に見えるかな？お姉さんが星に合わせましょう。」.

　≪編集後記：望遠鏡組み立て屋のうらばなし≫

当日は雲一杯。月は見えてくるかな〜と？、暇つぶし（失礼、時間待ち）のため、仲間のＴ氏と一緒に５時半からの「星空レコード・コンサート（ＹＵＭＩＮＧ特集）」を聴くことにした。ところが…である。真っ暗になった途端、Ｔ氏が、「クーッ、グゥ？．．．」　なんてイビキが、（オイオイ、私じゃないよ〜と心の中で叫んだ）　音楽がかかると、音にかき消されたが、「ン？．．．」　と気がついて起きたようだ。瞬間眠（？）でした。お疲れなのでしょう。でも、プラネタリウムで音楽を聴くと気持ちがいいんですよね。リクライニング・シートですしね。　いい〜んです。　いびきをかかない人は寝てもいいと思うんですヨ。私は駄目です。横になると三分でいびきをかいて寝る人ですから、我慢しなきゃ…　お子様は催眠術にかかったように良くぐったりと寝ています。（お子様は、スースーと言う寝息ですからね。いびきをかく子はいないですね。）
一時間弱の投影が終わり、外に出てみるとまだ明るい。雲も切れてきて上弦の月がうっすら見えています。ちょっと腹ごしらえをして望遠鏡の組み立てを始める。沢山の人が遠巻きにして待ってます。「よしっ、ヤルゾ！」と気合を入れる。
その甲斐あってか、空はどんどん晴れてきて終了間際はほとんど雲が無くなりました。 Happy End （＾＾）