ISS (International Space Station)　
国際宇宙ステーションが肉眼で見える！

ＩSS200101290534

北斗七星から、りゅう座付近を通過するＩＳＳ
2001/01/29 5:34　東京都町田市より、８秒間の光跡
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　撮影場所：　東京都町田市 三輪中央公園
　撮影日時：　2000年 1月29日 5時34分　８秒間露出
　ﾃﾞｼﾞﾀﾙｶﾒﾗ：SONY DSC-S30 レンズ35mm換算で39mm相当 F2.8
　Microsoft Photo Editorで画像処理
　晴天の空の下、自宅近くの公園でＩＳＳを待ちました。
　予想時刻通り、北西の中空、北斗七星（写真の左）のひしゃくの下に、突然黄色っぽい光で現れました。
　見かけ上、どんどん高度を上げ、北極星の上を通過し、りゅう座の尻尾を駆け昇り、　南東に飛行して
　行きました。この間、約三分間、見えました。５等級位まで写っているようです。
　北斗七星の柄の先から、二番目の二重星、ミザールとアルコルも確認できます。
　デジカメのモニターには何も映らないため、目測で狙いました。
　北斗七星の一つの星が写らなかったのは残念でした。
国際宇宙ステーション（International Space Station）は、今、全天で三番目に明るい星？です。
ＩＳＳは、３つのモジュールがドッキングして地球を回っています。地球のどこからも肉眼で見える明るさです。
モジュールは今後数年間、継ぎ足されて行き、人類が作った星として朝夕の空でさらに明るくなっていきます。
そして、建設が終わると、金星につぐ明るさになるでしょう。

各地で、人工天体の見える予想時刻と位置は、ＮＡＳＤＡのサイトでわかります。
　○国際宇宙ステーション …飛行していない時はエラーになります。その場合はブラウザの［戻る］を、
　○ミール　（2001年3月中旬廃棄予定）

　＜光跡の拡大＞
　肉眼で見ている時は、スーッと一直線に見えましたが、写真に撮ると、縄のように写るので変だなと、
星仲間とメールで話題になりました。
原因として、
　①　ＩＳＳが回転しているのでは？
　②　上空の大気が乱れているために、揺らいで写るのでは、
　③　太陽電池パネルの角度によって、太陽光の反射率が違うからではないか？　…

光跡を拡大して、コントラストを強くしてみました。
８秒の露出です。左下から昇っていきます。最初、シャッターを押した時にブレていますが、
大体４ピクセルごとに、明るく暗くなったりしているのがわかります。

おそらく、③のパネルの角度と太陽光の当たり具合ではないかと想像していますが、いかがでしょうか？