国産ロケットはなぜ墜ちるのか
	Ｈ-�UＡ　開発と失敗の真相

ついに中国に抜かれた！
松浦　晋也著　日経BP　289頁　1400円 2004/2/9　 第一刷発行

最新の書。読んで沢山の不安が沸いて来てしまった。 これで良いのか、日本の宇宙開発！ 他国は、きちんとしたRoad Map（いや、Space Mapかな？） があるというのに、これでは、ヨーロッパ、中国、インド、 にも遅れを取ってしまう。→　先日の「月シンポジウム」に 参加して、その意を強めてしまった。（私見ですが） 序　章　失敗は何のはじまりか 第一章　Ｈ�UＡ6号機打ち上げ失敗 　過小な予算で行われた開発 第二章　大型地球観測「みどり」と「みどり2」の機能喪失 　官僚統治の悪しき影響と組織の硬直化 第三章　そして「ひまわり」はいなくなった 　気象衛星喪失の本当の理由 第四章　理工系教養の欠如が招いた混乱 　無理解のまま進められた情報収集衛星計画 第五章　官需は儲からない 　宇宙開発をやめたいとメーカーに思わせる発注制度の欠陥 第六章　アメリカの宇宙政策と日本 　対米依存の成果とツケ 終　章　いかに宇宙を乱し、航跡を伸ばすべきか